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息子夫婦に人生の「子ども行事撮影シーズン」がやってきた

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孫娘ちゃんの幼稚園での初めての運動会が開かれた。

当初近くの小学校の校庭で行われる予定だったが、台風14号の雨の影響で体育館での実施となった。予備日まで伸ばしての雨にあわや中止かと気をもんだが、ドアを全開放することでなんとか開催にこぎつけたようだ。職員の方には本当に感謝である。

なにせ、わが孫娘ちゃん。ダンス練習の見本に選ばれた。ドラマー息子の狂気じみたダンス教育(スマホ片手に奇声をあげひらひらのポリエチレンテープを振り回す)のおかげで抜群のノリと手足さばきを体得しており(爺馬爺鹿お許しを)、本人にはないしょながらがぜん期待が高まっていたところであった。

コロナ禍の影響で見学できるのは両親まで。つれあいと僕は息子の奥さんからLINEで送られてきた写真と動画での“見学”となった。

おそらく写真を奥さんが、動画を息子が、と手分けしたのだろう。マルチカメラの効果で孫娘ちゃんの可愛い一挙手一頭足がくまなく捉えられている。

ダンスのスタート位置に立ち不安そうにあたりを眺める彼女。ほどなく正面でスマホを構えているパパを見つけ満面の笑みでこちらに手を振る。その瞬間画面が少しだけ揺れた。

爺婆はこのデータがクライマックスだが、息子夫婦にとってはまさに撮影中のこの現場が感動のさなか。そのこころの機微が画面から伝わってくる。

息子夫婦にとっては、これが初めての子どもの学校(幼稚園)行事である。本格的な「子ども行事撮影シーズン」がいよいよ始まった。

いっぱい練習して、たくさんのひとの前でそれを披露して、健気にやり遂げる。その姿はわが子ではなくとも涙ぐましい。ひとの成長がそこにあり、まざまざと見せられることでまた大人も何かを学ぶ。学校での子ども行事の撮影(正確には立ち合いだけど)はわが子と一緒に成長できる貴重な時間だ。

息子がそうした段階に人生のステップを進めたことが、とにかくうれしいのだった。

 

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