Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
kazokuto

カゾクト

妻(つれあい)と娘と、独立した息子夫婦と孫娘ちゃんにまつわる出来事。基本的にわが家の女性陣が僕に厳しいことと孫娘ちゃんがひたすら可愛いということを綴っています。おのろけもたまにあり。

カゾクト

妻を花にたとえたら

2019/3/21    

  僕のつれあいは高校時代、軟式テニス部に所属していました。都内の強豪校であり練習は厳しかったと言います。そのため苦難をともに耐え抜いた仲間の証とし、自分たちを“セブンシスターズ”と呼んでいました。 7人姉妹…年頃の女の子らしい固い絆です。でもちょっと大仰で、僕はおかしみを感じていました。 “セブンシスターズ”が初めてわが新婚アパートに訪ねてきた、数日後のことです。暇を持て余した僕らは彼女たちを花にたとえてみるという遊びを始めました。 おおらかで包容力にあふれたAさんは「睡蓮」。 社長令嬢で派手な印象ながらしっかり者のBさんは「アヤメ」。 美人で乙女なCさんは「マーガレット」。 勝ち気で、チャキチャキなDさんは「ダリア」。 ...

カゾクト

孫娘ちゃんのパラダイス

2019/2/19    

  先週末、つれあいと娘と息子一家の5人が昭和記念公園へ遊びに行きました。 「5連休とったんだけど」という息子とわがつれあいが相談し、孫娘ちゃんが思いっきり体を動かせる場所がいいと決まったものです。僕は残念ながら実家に用事があったので別行動でした。 昭和記念公園は息子と娘が幼い頃、何度か遊んだところで、プールや花火などたのしい思い出がたくさんあります。 なかでも当時親の僕らも驚いたのが、公園の奥にある「こどもの森」でした。 地面から盛り上がった巨大トランポリンや太陽のピラミッド、地底の泉、霧の森(期間限定)などは国営ならではの規模とアイデアで、子どもたちも大喜びでした。 さて、いっしょに行けなかった僕のために、翌日グループ ...

スポンサーリンク

カゾクト フルサト

母の帰省と僕とバス

2019/2/7    , ,

  母の実家は山里の長閑な場所にありました。 代々半農半漁で生計を立てていた僕の生家は海のそばにあり、住人の気性は荒い。血筋のバランスを考慮したのか、嫁は比較的おっとりした人の多い山方から迎えられました。曾祖母も、祖母も、そして母もそうです。 真夏の農閑期、母には里帰りが許されました。今では広いバイパスができて車で30分も走れば着きますが、僕が幼い頃はバスを乗り継いで半日掛かっていました。 海沿いの国道を大回りして繁華街まで行き、そこにある大きな車庫のバスターミナルで乗り継ぎます。田舎行きのバスは便が少なく1時間近く待たなければならないこともありました。そんなとき母は駅前の不二家でパラソルチョコを買ってくれました。 大きな ...

カゾクト スライドショー フルサト

祖母の秘密

2019/2/6    , ,

  幼いころ、祖母は「ある場所」によく連れて行ってくれた。 バスで1時間ほど揺られた先の、終点にある、栄えた街。今はすっかり寂れてしまったが、当時は駅前に大型バス2台が入るターミナルがあり、目抜き通りを挟んで2つのデパートが覇を競っていた。 その街の一角に小さなクリーニング店があった。 駅の近くでありながら、路は狭く、ひっきりなしに車が行き交う。バスが軒先をかすめるように通り、祖母と僕はびくびくしながら端っこを歩かなければならなかった。車が巻き上げる埃で、クリーニング店の硝子戸はいつも汚れていた。しかし店に入り、戸を閉めると、路の喧騒は噓のように遠のいた。静寂と布に当てるスチームの匂いが、やっと安全な場所に着いたことを教え ...

カゾクト フルサト

早世した子の名をもらう

2019/2/6    ,

  東京オリンピックの夏、僕は祖母の実家にいました。何気ない出来事ことですが繰り返し再生される記憶があります。 スイカを口いっぱいに頬張り、座敷を走って横切ると、きれいに掃き整えられた玄関先に勢いよく種を吹き飛ばす。孫の好き放題にさすがの祖母もバツが悪かったのか「ほらアベベだよ」とテレビに注意を向けさせようとしますが、調子に乗った僕はなかなかやめない。家の人たちは皆笑いながらやさしく見守ってくれていました。 その家にはひと回り以上歳上の兄弟が4人いました。レコードでビートルズを聴いたり、川で魚を釣ったり、洋画雑誌を見たり、人生で初めて、のいくつかはその兄ちゃんたちが体験させてくれました。 数十年後、たしか大叔父の法事のとき ...

Copyright© ロマンスグレーになりたい , 2019 All Rights Reserved.