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夫婦で一つのベッド「狭き15分」と「愛の37分」とは!?

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結婚当初、約束したことの一つに「ケンカしてもいっしょのベッドに寝ること」というものがありました。言葉を交わさなくても触れ合いさえ守ればきっと仲直りできるという彼女の知恵によるものでした。長い夫婦生活、僕だけがソファに寝ることも正直ありましたが、おおむねそれは守られてきました。

 

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狭い15分

しかし、齢を重ねた今日この頃、彼女の方から「狭い!」と苦情が発せられるようになってしまいました。

原因は、僕のほうが好きすぎて、つい“ひっつき虫”になってしまうからです。

 

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Sarah Dorweiler

 

下の図をご覧ください。

 

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足の位置がバロメーターとなっています。アナログ時計の長針の位置で彼女は狭さを訴えます。

「30分はよし」「25分はまあ許せる」「24分から16分は狭い」「15分は狭すぎる」なのだそうです。

僕はまじめに触れ合いを実践しているわけですが、彼女にはいまやそれが迷惑のようです。新婚時代のあの愛はどこに行ってしまったのでしょうか。25分未満の侵入は「狭いから」と禁じられ、知らずに15分になっていると、カカトで僕のスネをいきなりけってきたりします。

さて、おたくはいかがですか。たまには「15分の愛」を許してあげてくださいね。

 

愛の37分

一方、僕は奉仕の心で「愛の37分」を提供しています。

じつは寝つきがとてもよく、ベッドに入るとすぐに手足が発熱します。冷え性気味の彼女はそれを「自活熱」が高いとうらやみます。ちなみに「自活熱」は造語です。自分で熱を発する力を彼女はそう呼びます。

というわけで、冬の寒い夜などベッドに同時に入った際、彼女は「自活熱」をほしがり「愛の37分」のポーズを要求してきます。

それはどういったものかと言いますと、こうです。

 

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お互い体の向きを逆にし、僕が37分の角度に足を伸ばし、膝を折り曲げます。膝の裏にちょうどよい肉のポケットができ、そこに彼女が足先を差し入れるというものです。厚い上下のバンズでハンバーグを挟んだようにぴったり収まり、保温性、安定性が非常に高い。彼女の足を僕が両足で挟むなど試行錯誤した結果、落ち着いたのがこれで、いまや彼女のお気に入りのポーズとなっています。

彼女の足がしっかり温まるまでこちらは身動き一つとれなくなるわけですが、日ごろの感謝を込めてご奉仕している次第です。

冷え性な奥様への愛の表現として、あなたもぜひ実践(あるいは要求)してみてください。隙間風の吹きはじめた夫婦仲も、ぽかぽかまちがいなしです。

 

 

 

 

 

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