実家を新築し、トイレも新しくなりました。
そこで目下、少なからず気を揉んでいるのがホルダーの使い方。
この2連式ってやつが、なかなかに悩ましいのでございます。
老いた母は先日、手前(A)のが切れたからと奥(B)のやつを外してわざわざ手前に移動しました。このやり方はないな、と直感しております。だって御不浄な手で移動作業を行っているわけですからね。でも「それはやめて」とまだ告げることができません。だって僕自身、正解がわからないから。
目下、思案中の解決策が三つあります
ソリューション1:手前→奥→手前
まず便座に近い方から使用していくのは人間の性(さが)でございましょう。そして手前が切れたらどうするか。それはそのままに奥を使えばよいというのがソリューション1です。その後トイレットペーパー担当または気づいた家族の者が手前に新しいやつを補充したのちも、奥がなくなるまで使用し続けます。そして奥を使い切った後、ようやく手前が使用できるというルールです。
しかしこのプランは取りにくい奥を強制される期間が生じ、比較的背が低く、柔軟性が乏しくなっている母にはややしんどいものです。
ソリューション2:手前のみ
使いやすい手前のみを使い続けるプランです。万が一、手前が切れたときのみ奥を使用します。つまり緊急用のストックとして奥が存在します。
トイレットペーパーの補充サイクルは短縮されますが、使用者にとってはとても便利です。
ただ奥のものが長期間、極小匂い粒子にさらされることになり、衛生上あまり好ましい保管状態とはいえません。
ソリューション3:ランダム
好きな人が好きなトイレットペーパーを使えばよいというプランです。これは手前、奥などのルールや推奨はありません。
目下わが家では無言のうちにこれが採用されています。だいたい母が使いやすい手前を使っている様子で、比較的身体の自由が利く僕が率先して奥を使うようにしています。ウォシュレットが苦手な母のため手前の消費がどうしても早くなりますが、これはトイレットペーパー担当の僕のサービス向上の精神で対応したいと考えております。
ただこれにも問題があり、せっかくの2連なのに、同時に使い切ってしまうタイミングが決してゼロではありません。二つのホルダーが同時に残り少なくなったとき、トイレットペーパー担当としてはどのように対応すべきか、棚に1個予備を置いておくべきか、などと悩んだりしております。
さて、みなさんのお宅ではこのトイレットペーパー2連のホルダーについて、どのようにお使いでしょうか。よい解決策があればぜひお教えいただきたいと存じます。かしこ、かしこ。