カゾクト

食器を仕舞ってくれるだけでもうれしい

ほぼ毎日家でパソコンに向かっている僕は、ほぼ毎日家で仕事をしているつれあいと娘を含めたお昼ご飯の担当です。

当然洗い物は作ったひとがやる。よく「作ってあげたのだから洗い物ぐらいやってほしい」という不満を見かけますが、僕は洗い物までやってこそ「作った」といえるのだと思っています。洗い物はやらないなんて殿様仕事はかえって迷惑ではありませんか。

さて。とはいえ、です。食後の片づけを少しでも手伝ってくれると「作った人」はとてもうれしい。

たとえばドレッシングをさりげなく冷蔵庫に戻してくれたり、余ったおかずを保存容器に移してくれたりすると僕の愛はアゲアゲ気分のアゲリシャスで爆上げです。

今朝もこんなことがありました。

朝食後はお互い掃除(僕)に、洗濯・お化粧(つれあい)に、と忙しいので、洗い物の拭き取りは先にキッチンにたどり着いた者の担当という暗黙の了解があります。

キッチンは対面式でカウンターの下にも食器戸棚がある。そちら側に収納するものは水気を拭き取った後、いったんカウンターに並べ、最後に回り込んで仕舞います。

この洗い物の拭き取りを僕がやっていると通りかかったつれあいが気を利かして仕舞ってくれました。ここぞとばかりに急いでそちら側の食器やカトラリーを拭き取り渡します。せわしないのですが、俄然たのしくもなります。

これは僕が普段気にかけ実践していることです。つれあいは知ってか知らずかお返ししてくれました。

夫婦の愛ってなんなの?と今もし聞かれたら、僕は「思いやり」であると答えるでしょう。「思いやり」とは「気遣い」を「送る」ことです。それは生活の細部に宿り、発見されるのをじっと待っています。

 

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