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友人はあの頃のまま元気だった

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今朝見た夢の話です。

遠く離れた高原リゾートの温泉施設で僕は旧友に会う。実際には彼は11年前に49歳で亡くなっています。

いつも冗談を交わし、会話が途切れると彼はよく手首のストレッチをしていました。中学高校とサッカー部でしたが、運動万能な彼ならではの癖です。そこでもあの頃のままで、センスの塊が発する独特の雰囲気に僕は懐かしさを感じていました。

彼は言います。

「このところ毎日のように会ってるヤツがいるから紹介するよ」

どうやら今はその近くで働いているようです。友人とは同僚なのでしょう。

座卓のある座敷の部屋で浴場へと案内されるのを待っていると、その人物は現れました。背が高く、人懐っこい笑顔が印象的です。どことなくアンジャッシュの小島に似ていなくもありません。そう思うと、まさに小島になっていました。ふたりは何やらたのしそうに話し始めると、さっさと部屋を出ていきます。

僕は施設の係りに呼び止められ出遅れます。重厚な絨毯の敷かれた通路の先は左手に折れ曲がり、彼らはその先に消えてしまいました。

浴場の場所を知らない僕はあてずっぽうに通路に面した扉を引き開けます。中は20畳ほどの贅沢な空間で檜の枠で仕切られた広い浴槽がふたつ並んでいます。そこには誰もおらず、湯気の向こうからかけ流しの音が聞こえてくるだけでした。

通路に戻った僕は脇に立つボーイに予約者であろう彼の名前を告げ、浴場の場所を尋ねます。

ボーイは確かめるためロビーへと駆け去り、僕はひとりそこに残されました。失うことを恐れる必要はもうないと悟り始める年ごろです。左に折れ曲がった通路の角をじっと見つめたまま、あとを追うでもなく、すでに探すことをあきらめていました。

明日は故郷で60歳の同窓会です。彼はあちらの世界で新しい友人をみつけ元気にしているようです。

 

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