離れて暮らすつれあいと娘から素敵なプレゼントが届きました。
其の一「手作りマスク」
新型コロナ禍の拡大を受けて3週間ほど前から「作る!」と意気込んでいましたが、材料が足りなくてストップ。ようやく完成品が送られてきました。
僕用が3枚、高齢の母用が2枚。どちらもポケットがあって、なかにキッチンペーパーが仕込まれています。こちらは洗濯の都度「入れ替えてね」ということでしょう。
ちょうどスーパーに買い物に行く用事があったので、さっそく装着。
感激したのはミントフレーバーがついていたこと。家にあるエッセンスオイルを振りかけてくれたのでしょう。
もちろん顔にぴったりフィット。後で訊いたら「なんでもメンズのLサイズじゃない」とのことで、さすが僕の体型を熟知していらっしゃる。
耳には紐を縛ってかける方式なんだけど、ちょっと伸びる素材なのでかんたんにフィットさせることができます。
布の厚みもちょうどよし。大変快適です。
其の二「愛猫写真」
東京の家を離れて約7ヵ月。このところつれあいに可愛がっていた猫の写真を送ってくれろ、とLINEでリクエストしていました。
それを娘が聞いたのか、愛猫の写真を何枚か撮り、額に入れて送ってくれました。
これが、とてもよい。スマホの「フォト」を開いたり、LINEを起動したり、jpg画像を収納した専用のフォルダを開けばいつでもフォトジェニックな猫娘ちゃんのお姿を眺めることは可能なのですが、それらとは趣がまったく異なるのです。
パソコンモニターの横に立てかけ、ちょっと視点を移すだけで愛おしい姿に触れることができる。この旧式であるが故のリアリティに富んだ和みは格別です。
其の三「黒糖くるみ」
「おたくら高血圧だから」ということで、僕が実家に行くとき、つれあいはよく母のために黒糖で和えたくるみを作って持たせてくれました。
今回もそれが同封されていました。
ひと口羊羹だの、ひと口チョコだの、塩キャメルなど、かりんとうなど、チョコチップクッキーなど、イモけんぴなど、買い食いしているくらいなら「これをお食べ」という気遣いが、いやうれしいではないですか。
目下、母とふたりで1日に数粒と制限して、大事にいただいております。
実家に帰り、小さな自治会とはいえいきなり長の職を仰せつかり、慣れない風土に苦戦するなか、滅入りがちな気分を一気に盛り上げてくれたプレゼント。持つべきものは愛にあふるるつれあいと娘であると感謝のLINEを送った次第です。