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オカシミ

「人類初の宇宙〇〇」を考えるとすぐ眠れるというマイブーム

更新日:

 

うちのつれあいは宇宙について僕より詳しいです。

宇宙研究の最前線を紹介するテレビ番組が大好きでよく観るのですが、始まって30分ほどで居眠りをしてしまいます。でも途中でチャンネルを変えると「あっ、聴いてたのに…」とわけのわからないことを口走るので、ソファの横に座るつれあいは最後まで番組を観る羽目になります。そこに知識格差が生じるというわけです。

では、僕はなぜ大好きな番組を途中で放棄してしまうのでしょう。

それは宇宙の途方もなさに気が遠くなるからです。僕がどんなに頑張ろうが落ち込もうが宇宙は勝手にその既知のあるいは未知の法則によって変化します。すなわち安心して目の前にぶら下がる問題に目をつむることができるというわけです。

そんな己の性格を、僕は快眠法に活用しています。

歳が歳なもので、午前4時ごろにトイレに行きたくて目が覚めます。さて、それから眠りに戻るのがむずかしい。こう見えて、お悩み満載のこの頃ゆえ、どうしてもそちらに意識が向いてしまい、心と体の悶絶が止まりません。

そんなとき役に立つのが「宇宙」です。

しばらく前は火星移住の可能性に取り組んでいました。

水から水素を取り出し電気エネルギーに変えることができるそうだ。ふむ、ふむ。でもどうやって空気を作るんだ? 人類はまだ30年以上密閉空間を維持できる技術を持っていないんじゃないの。有人宇宙ステーションだって打ち上げからまだ20年だしね。仮に核融合か何かで氷を大量に溶かし海を作り、藻や植物を移植しても、そこから人類に有益な大気となるまで数百万年、数億年レベルの時間がかかるんじゃないの。

そんなことを考えると、たちまち眠くなっていきます。なにしろ専門家ではありませんから、すぐに知識の限界が訪れます。かんたんに途方もない気持ちになれるというわけです。

そのつぎは、月の地下50m付近に巨大な空洞が発見されたというニュ―スに触れ、月基地建設の検討を行いました。

まず頭を悩ませたのが地上と地下の行き来です。なにしろ空気がありませんから、プロペラが使えません。エレベーターやクレーンが不可欠です。あ、そうだ崖を削って道路を造ればいいんじゃん! でも建機の動力となるエネルギーはどうするのか。太陽光パネルを並べるのか? 運ぶのにどれだけの時間とコストがかかるのよ? となりそこで思考停止です。

毎回同じ経路をたどるわけですが、そんなことを考えているとやはり途方もない気持ちがスキップしながらやってきます。

また宇宙エレベーターにも挑戦しました。静止軌道上から宇宙空間と地上にカーボンナノチューブのケーブルを伸ばしそこに昇降機を取り付けるというものです。資材運搬のコスト低下につながり、宇宙開発が飛躍的に拡大する夢の技術として注目されています。でも、そのケーブルにジェット旅客機が引っかかっちゃったら大参事ですぜ!? と思い、それを回避する方法で途方もなくなりました。

そして一昨晩のことですが、ついに新しい“宇宙快眠法”を発明しました。

それはさまざな言葉に「人類初の宇宙〇〇」とつけてみることです。

たとえば「人類初の宇宙結婚式」。十分あり得ます。なんなら「宇宙離婚」にしてもいい。

「人類初の宇宙心臓移植」。よくわかりませんが、心臓に負担が少なそうです。

「人類初の宇宙スーパーモデル」。必然的にヘアメイクさんも人類初になります。

「人類初の宇宙幼稚園」。当然「介護付老人ホーム」もありなわけで、重力から解放されお世話が楽になりそうです。

「人類初の宇宙水族館」。ガラスの水槽が不要になりそうにも思えます。

「人類初の宇宙オリンピック」。Z難度の技が頻発します。

「人類初の宇宙将棋」。本格的な木製の将棋盤にこだわると駒の固定がむずかしい。

このように、人類が宇宙に飛び出すことは空間的なフロンティアの拡大のみならず、新しい言葉の爆発的な誕生も意味しています。もう、猛烈に意識が遠のく言葉のバリエーションの果てしなさです。

さて、あなたは現在、不眠でお悩みではないでしょうか。

もしよかったら僕の新しい“宇宙快眠法”を一度お試しください。効果を保証するわけにはまいりませんが、ひとときの現実逃避はお約束できると思いますよ。

 

 

 

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